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『Bomb A Head!』(ボンバ・ヘッド!)は、m.c.A・Tの1枚目のシングル。デビューシングルであり自身最大のヒット作で、m.c.A・Tの代表曲。 == 概要 == もともとは、東映Vシネマのオールキャスト・ミュージシャンによるダンスアクション映画『ハートブレイカー ~弾丸より愛を込めて』(1992年)の音楽監督を富樫明生が担当することに端を発し、オープニングを含めテーマソングとして制作された〔小松壮一郎 (m.c.A・Tオフィシャルブログ、2008年7月30日)〕。 当時、ダンスフィルム・メイカーの第一人者として注目を受けていた小松壮一郎から、「本当に踊れる、新しい日本のダンスミュージックを」というオファーを受け、その際イメージとして、同じファンカヒップスで活動していた先輩・大沢誉志幸の曲を聴かされた事に、富樫が反骨奮起して生まれた。 (尚、同時期にm.c.A・Tは、バックバンド「DAI-NINKI」とともに密かに小さなライブハウスなどで活動を始めていた) 完成した作品は大きなヒットには到らなかったが、ヤクザ映画主流の東映や邦画界においても異彩を放ち、「キネマ旬報オールタイムベストテン・オリジナルビデオ部門」(1995年)では第5位を獲得するなど、音楽ダンス映画というジャンルを築いた。 特にアンダーグランドであるアジアのストリートダンサーの間ではカルト映画化して長らくバイブルとなり、この曲と共に博多のタンスチームBE BOP CREWによる振り付け含め、世代を超えて伝説的に語り継がれている。 映画公開後、ほどなくして若きレコーディングスタッフの進言によって、急成長中のエイベックス幹部に持ち込まれ、大きな注目を浴びることになる。 しかしリリースが急に決定したことで、ジャケットは本人の写真を撮る余裕がなかったため、イメージイラストになっていた(channel-a 2008年7月放送分より)。 アキレス「ジュニアプロ」CMソング、テレビ朝日『KISS×KISS』テーマ曲。 PVは通常のバージョンとストリート編の2種類存在している。通常バージョンは倉庫らしき建物の中で、ストリート編は渋谷の街中でダンサーと踊っている内容である。 ストリート編は現在までDVD化されていない(「A・T da PACK」(VHS)ではスタッフロールの後にボーナストラックとして収録されている)。 2003年に「Bomb A Head! Returns!」、2004年に「Bomb A Head! V」とセルフカバーしている。後者はTVアニメ『天上天下』のテーマソング。アルバム『Returns!』では隠しトラックとして収録されている。またAAA・Dreamがカバーしている。 2013年には、「Bomb A Head! 生誕20周年記念盤(ミニアルバム)」を発表。いろいろなリミックスや、m.c.A・Tによる「アカペラ・ヴァージョン」をCD初収録している。 bombは英語では最後のbを発音しないので、Bomb A Head!を英語読みすると、ボム・ア・ヘッド/ボマ・ヘッドのようになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Bomb A Head!」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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